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八世紀武蔵国入間郡の動向

時   3月5日(水) 14:00~16:00 場所   新所沢公民館(ホール)  講師   市毛勲氏(早稲田大学考古学会、文学博士) 出席者  112名 (会員36名、市民76名)  当日は、あいにくの雨模様で、欠席者が多くなるのではと心配しましたが、所沢三田会会員に加え、多くの市民も集い、出席者は計112名、結果として盛会となりました。  講師の市毛氏は、考古学者の立場から所沢市の文化活動にも幅広く活躍されており、古代の“郷土の歴史”を面白く語っていただきました。  飛鳥、奈良時代に形成された武蔵国入間郡の骨格、その激動の歴史を、考古学者の眼から郷土・所沢地域を中心に紐解いた興味深い内容でありました。  所沢は、“ところさわ”がどうして“ところざわ”になってしまったのか、といった身近な話題から所沢市内を南北に縦断した東山道武蔵路「天平道路」の凄さ、所沢東ノ上遺跡が入間郡の中枢であったという見解、年表をもとにした入間郡の激動の盛衰史等、郷土の“古代の風景”を髣髴させる切り口でユーモア溢れる活き活きとした講演でありました。 「東山道武蔵路」を、あえて“天平道路“と呼称する市毛氏は、所沢に在住して40年以上にもなります。市毛氏ならではの“郷土愛”がにじみ出た熱弁でありました。歴史をみる視点の多様性と、一方では歴史を味わう面白さ、その両面から強く印象づけるものでありました。出席者は、所沢の良さと、所沢の歴史に対する思いをかみしめ、改めて“所沢が故郷“という愛着を感じた講演となったことでしょう。

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