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事務局

所沢チャリティーコンサートに参加して


藤本 正人
藤本 正人

今から16年ほど前の春のころだったと思う。柳瀬は坂ノ下の黄麟閣近くで、ハイキングをされている皆さんにばったりと出くわした。何の集まりですか? と伺うと「三田会です。」と皆さんにっこり。まだ発足して間もないのに、ずいぶん活動的なんだなぁ、と稲門の私は驚いたものだった。  その後も、文化フォーラム=三田会の皆さんは、面持ちに年輪と気品を感じさせつつも心の底には若き血を滾(たぎ)らせて、慶応の名はあえて冠さず、着々と市民に広く門戸を開き、本市の文化振興のためにご貢献いただいている。

そして、このたびは、文化と福祉を結び付けて、コロナで閉塞する世の中に向かって「思いっきり 楽しもうぜっ!」とチャリティーコンサートを企画された。  会場には多くの福祉施設職員、そして、障害を持った方々の姿があって、皆おそろいのTシャツを着て笑顔で我々観客を迎えてくれた。お客さんを迎える顔は、嬉しそうで楽しそうで、誇らしげ、だった。  混声合唱団「楽友会」のみなさん、市民吹奏楽団の皆さんもチャリティーと音楽できる嬉しさが相まって、素晴らしい表情を見せての演奏だった。なお、楽友会の皆さん、「塾歌」から入るなんて、やっぱり学生さんだなぁ、と懐かしく若い人々を感じることもできました。  その表情とその姿は、写真集の冊子となって、今、しっかりと「三田会」の、いや、本市の歴史に足跡を残されております。  本企画には賛同された団体・企業の皆さん、ボランティア参加の皆さん、出演者の皆さん、そして、企画から下ごしらえ、そして本番まで、頭と足と心を悩ませ、ご尽力いただいた、杉本隆志実行委員長はじめ「三田会」の皆様、本当にありがとうございました。  私も、「三田会」の皆様の実践に背中を押されて、本市の宝でもある「文化とみどり」そして、福祉の充実により力を尽くしてまいります。  結びに、「三田会」の皆様のご健勝ご多幸と、「三田会」のますますのご発展を祈念いたしまして、お祝いと感謝の言葉といたします。




所沢市長 藤本 正人

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