志木高ラグビー部の花園
- 2月24日
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2月15日 所沢三田会の新年会が開催されました。その際、43年卒の一之瀬が志木高ラグビー部の全国大会出場の報告をしました。当日の来賓の塾員センターの佐々木課長のご挨拶の冒頭で、志木高が全国大会に出場したことは、最近の塾内でも喜ばしいニュースの一つであり塾長も折に触れてお話ししている旨のお話がありました。
つきましては、出席されなかった方、およびマイクの関係で内容がよく聞こえなかった方のために、下記の通り改めて報告いたします。
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昨年11月10日「志木高ラグビー全国大会まで後1勝」という記事を一斉メールで流していただき、それ以降、沢山のご声援賜りありがとうございました。
埼玉県からは花園常連の昌平と志木高の2校が出場しました。
11月15日の埼玉県の第2ブロック決勝の相手川越東で、この試合では、最後の2分間近く自陣ゴール前での攻防で「これはダメだ」と思う場面もありましたが、好タツックルおよびペナルティーをすることなくしのぎ、21-19で勝ち花園への切符を手に入れました。
志木高ラグビー部は志木高が慶應義塾農業高校から普通高に改変されたS32年の翌年S33年、部として活動を始めました。私はS36年入部なので創部4年目のラガーということになります。

高校ラグビーでの「花園出場」という言葉は、高校野球における「甲子園出場」と同じで、高校ラガーおよびOBにとっては夢の世界で、創部68年にして夢がかなったことになります。

慶応のラグビーのジャージーは、ご存じの通り、黒と黄色の横じまで「タイガージャージー」と呼ばれておりますが、小生たちのころのジャージーは写真の通りで、黄色が2本でした。
創部30年のS62年秋から現在のタイガージャージイーの着用が体育会蹴球部から認められました。
花園へは、前の日に大阪入りし、水かけ不動さんに必勝を祈願し道頓堀界隈で勝利を確信しての前祝をして盛り上がりました。
27日の第一回戦対戦相手は、花園の常連、青森山田でした。
キックオフは、14:30 絶好のラグビー日和、第3グランドの観客席はそれほど多くないものの、試合開始前から慶応側の応援席は、黒と黄色の縞の旗とマフラーでびっしりで、塾長も観戦に来られていたようです。所沢三田会の甲田さんも来られてました。
スタンドに入れない人は、陸上競技場グランド内での応援となり、志木高がトライするたびに大歓声が上がりました。

試合は前半から得意のモールで押し込み27-0、後半21-12、計48-12で快勝しました。
小生の目の黒いうちに志木高が花園に行くなど思いもよらないことで、それが実現し 現地で初戦での快勝を見届けられたのは感慨深いものがあり、帰りの新幹線でのビールの味は格別でした。

2回戦および3回戦は自宅でテレビ観戦でした。
2回戦は12月30日、第2グランドで第2試合、鹿児島実業との試合でした。
同じ第2グランドの第1試合は、2回戦に進んだ埼玉第1代表の昌平と尾道の試合でしたが、昌平は14-40で2回戦で姿を消しました。
この日も天気が良かったのですが、グランドは朝露で滑りやすいコンディションだったようですが、志木高は1回戦同様にモールに徹し31-17で3回戦に駒を進めました。
前半は志木高が先制点を挙げるも鹿児島実業にゴール下にトライされ、一時7-7とタイになりましたが、その後もモールでトライ、前半は12-7で折り返し、後半は19-10でトータル31-17でした。一見快勝のような試合でしたが、取られた3トライとも バックスラインを割られてのトライで、バックスのディフェンスに問題が残った試合でした。
3回戦は1月1日、花園の第1グランドでの試合でした。
2回戦までは順調に勝利を挙げ、3回戦突破・ベスト8を狙って、東福岡とのゲームに臨みましたが、強豪東福岡に69-14で敗れ、今大会での志木高のラグビーは終わりました。
東福岡は先発メンバーに7名の高校選抜候補が入っており、前半の中盤以降から後半の始めにかけては、個の力による突進により点を重ねられてしまいました。
前半は45-0と一方的なゲームで、この流れでは屈辱的な100点に近い大敗も予想されましたが、後半は頑張り、後半は24-14で、ゲーム終了間際には、得意のモールでゴール下にトライを挙げモールに拘る志木高の意地をみせてくれました。志木高がもう一段上に行くためには、フォワードを中心としたモールもさることながら、バックスの展開力が今後の課題だと思います。
初出場校が3回戦に進出したのは、2003年(第83回大会)以来22年ぶりとのことで意外性が少なく強いチームが勝つというラグビーの特性から見ると、志木高はよく戦ったと評価できると思います。
今年は埼玉県の枠は1校で連続しての花園出場を期待したいと思っていますが、先日行われた3年生が抜けた新人戦では7位に終わり、秋に向けて一層の頑張りを期待しています。
5年後にはまた埼玉県2枠になりますので、その時は必ず再度の花園の切符を手に入れてほしいと思います。
志木高とは、直接関係のない話ですが、慶応大学のラグビー部はここ数年低迷しており、今年は対抗戦グループで5位なのに、全国大学選手権には出場することができました。
何故5位で出場できるか、不思議に思われる方もおられると思いますので、その仕組みをご説明します。
大学選手権には14チームが出場し、慶応は、早稲田、明治、帝京等と同じ対抗戦グループに属し、対抗戦グループに3校、東海大、東洋、大東文化などが所属するリーグ戦グループに3校、関西リーグに3校、その他地区に3校が割り当てられています。 合計すると12校で残り2校は、前年度の選手権の決勝進出チームが所属するリーグに割り当てられます。
この数年、決勝は早稲田、明治、帝京の3校で争われているため、慶応が属する対抗戦リーグは5校が出場でき、慶応は対抗戦5位でも出場出来ています。
今年も決勝は明治と早稲田でしたので、来シーズンも慶応は、5位に入れば大学選手権に出場できます。
もし、リーグ戦グループや関西リーグのチームが決勝進出となれば、慶応は対抗戦グループで上位に行かなければ、大学選手権出場は厳しくなります。
今年、花園で活躍した志木高のメンバーが、大学でも活躍して慶応ラグビーを復活させてほしいと願っています。
最後に余談になりますが、花園出場に当たり目標1000万の寄付を募集したところ、4千万近く集まったとのことで、塾の集金力を改めて認識しました。
文責:一之瀬 浩久(S43経)












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