6月5日(日)「獅子」西武ドーム店を会場にして、平成23年度所沢三田会定例総会は当会員並びに東久留米三田会(会長以下3名出席)、応援指導部3名の総勢74名の参加で滞りなく終了いたしました。今回は東日本大震災と原発事故の影響で5月に塾が行っている「卒51年以上の塾員の招待行事」が偶然に6月5日にずれてしまいました。当会員の数名がこの招待行事に出席した関係で、今回の総会を欠席なされました。またこのため来賓としてお招きしていました塾員センターの蠣崎部長が残念ながら欠席なされました。 22年度の活動報告と決算報告ならびに23年度の活動案、予算案など総ての議案が満場一致で賛成をいただき、承認されましたことをご報告いたします。 会員の親睦を目的としました同好会は現在8グループが活発な活動をしていますが、同好会の参加者は延べ200名を超えています。同好会へのご入会は各同好会幹事ならびに事務局宛にお申し込みください。 定例総会後、恒例になりました「講演会」並びに昼食会を行いました。 今回の「講演会」にお招きした講師は女性宇宙飛行士の向井千秋さんのご主人で、塾医学部准教授の向井万起男さんです。 向井万起男さんは47年医学部を卒業され、現在病理診断部長の要職のかたわら、野球、とくに8歳の頃からの大リーグファンで自他共に認める野球通として知られた方です。また現在でも年に2回は渡米して、全米中をレンタカーでくまなく走り回る車愛好者でもあります。 講演のタイトルは「アメリカ爆走ドライブ」でしたが、事務局の手違いで「爆走」を「暴走」と誤って表記してしまいましたが、向井さんはこのミスをジョークとして笑い飛ばす、スケールの大きな方でした。 年2回の渡米目的は10泊の旅程で、特に予定をたてず、レンタカーで日が昇り、沈むまで1日1千キロを時速120キロで走破するそうです。片田舎のモーテルで宿泊して、計算上は10日で1万キロをひたすら走り回るというから驚きです。昭和22年生まれですが、並みの体力では到底出来ません。 アメリカの宇宙飛行の内幕話、アメリカの片田舎を通してアメリカの底力を肌で感じた体験談を面白おかしく交え、あっという間の講演タイムでした。 昼食後、六大学野球で完全優勝した塾野球部をたたえ、慶早戦に勝ったときしか歌えない「丘の上」と「若き血」を歌い閉会いたしました。