トコトコ農園・前代表でもある当会会員の神山さんが札幌に移住されて2年が経過しました。
この度、竹下会長、大出副会長が神山さんを訪問しました。
その訪問記を、同好会「農を楽しむ会」(トコトコ農園)に寄稿しましたので、当会ホームページに転載しました。
トコトコ農園には当会の会員が6名います。(37・竹下、43・大出、46・中原、47・神山
47・末永、61・持田-敬称略)同好会・農を楽しむ、として会発足以来8年目を迎えています。
<札幌近郊・3泊4日ツアー>
神山光路さん(s47政)が札幌に移住されて2年がたちました。今回ツアーチケット手配などご協力を頂き大出さん等と3人で新緑の北の大地・札幌を訪れ北海道の自然と食を満喫してきました。出発当日は伊勢・志摩サミットの前日・25日のため羽田空港での厳重な警備で多少辟易しましたが、予定通り新千歳空港で神山さんと合流し、いよいよ札幌近郊・ツアーのはじまりです。神山さんの車で支笏湖に向かい、途中王子製紙の水力発電所を見学、恵庭岳をバックにした雄大な支笏湖湖畔を散策しました。札幌へ向かう途中、石を利用した建築物の多い札幌の石の切り場跡の石山緑地を見学。札幌市内の幹線道路の一つ「石山通」は切り出した石を札幌市内へ運ぶための道路でした。
宿泊予定のホテルへ向かう途中、神山邸で札幌スイーツのおもてなしを受け、夕食は待望のススキノの食事処“はなまる寿司”で北海道産の新鮮な魚貝類で大いに旧交を温めました。
2日目・26日は小樽運河-余市のニッカ工場・NHK朝の連ドラ・マッサン記念館-神威岬-強風で観光名所の岬の突端へは残念ながら通行止めのため、岬の突端から100m位離れて見学しました。海岸線沿いに車を走らせ倶知安の芝桜を目指しました。倶知安の芝桜は地元の一農家が自宅の畑に芝桜を植え、一般開放しています。昨年よりも満開時期が少し遅れ、9分咲きでしたが、蝦夷富士と呼ばれる秀麗な山姿の羊蹄山をバックにした景観は比類ない絶景でした。倶知安から札幌市内へ向かう途中、羊蹄山の雪解け水がこんこんと湧きだす京極町の名水に立ち寄り、中山峠で小休止しました。札幌市街を一望できる小高い旭山公園に立ち寄り、ここから200万都市の全貌をみることができました。
札幌市唯一の市電に乗り、すすき野のジンギスカンの店で肉と新鮮野菜を食し、北海道名物の味を堪能しました。 3日目・27日は厚別区の北海道開拓村を目指しました。ここはTV朝ドラ「マッサン」のロケ現場になったところで、広大な敷地の中に50の施設、特にニシン御殿、北大の前身・札幌農学校の恵迪寮、屯田兵の住家屋は北海道の歴史の理解に役立ちました。この施設は65歳以上であれば誰でも入場無料です。北海道のおおらかな一面の現れでしょうか。
午後2時に新千歳空港に早めに着きましたが、大韓航空機のトラブルのため羽田空港が数時間にわたり全面閉鎖になりました。4時間キャンセル待ちで待機しましたがついにこの日の帰京を断念し、再び札幌市内に戻り、何とかホテルを確保して翌朝無事帰宅できました。
神山さんの車のお陰で、300キロ近くの札幌近郊を効率よくまわることが出来ました。
現在、神山さんは得意の文章力で札幌市の“しみサポ”・市民活動広報誌の編集にも参加、大変アクティブに活動されています。元気な神山さんの近況を三田会の皆さんにお伝えし、私の北海道訪問記を締めさせて頂きます。(写真はすべて神山さんが撮影しました。)
平成28年5月 所沢三田会・竹下 保
久々に三田会および農を楽しむ会(同好会「農を楽しむ会」。以下、トコトコ農園)のメンバー3人にお会いし、3日間、積もる話をさせていただきました。再来年はトコトコ農園開園10年を迎えます。早いものです。私事で札幌に移住してしまい、NPO法人の解散を考えましたが、会員有志の方々がNPOの存続を決断し、集団指導体制で見事、組織を継続していただきました。年々、新しい会員も増え、新しい作物にも挑戦し、皆さんの前向きな姿勢にはただただ感心と感謝の念でいっぱいです。
毎週、ホームページを楽しみにして畑と作業の様子を拝見させていただいています。これからまた雑草と酷暑の中の作業が続くと思いますが、体調に気をつけながら末永く農園ライフを満喫されるよう、願っております。
機会があって札幌にお出かけの際は是非、気軽にお声がけください。地元民ならではのおいしいラーメン、スープカレー、スイーツ、ジンギスカン、そして新鮮で手ごろな価格の魚介類を出す店情報など、日々情報収集に努めていますので。
神山 光路より