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2018年 平成30年新年会


平成30年所沢三田会新年会が、2月4日、所沢文化センターミューズにて開催されました。

当日は、根雪も残っていましたが、好天に恵まれ、近隣の東久留米三田会、東村山三田会、奥武蔵三田会及びKP三田会の来賓を含め70名の参加があり、懇親を深めました。

中原幹事長の開会宣言後、塾歌斉唱、そして大出会長から挨拶がありました。

今年は、所沢三田会発足し10周年を迎える節目の年として年表の作成や記念行事、文化フォーラムなど今後の取り組みについて話されました。

今回は、講師として元NHKプロデューサー、美術ジャーナリストでもある嘉悦大学の斎藤陽一客員教授をお招きし、演題「北斎・造形の秘密~名作『富嶽三十六景』を読み解く~」として講演していただきました。

葛飾北斎の富嶽三十六景は、実際、全46図があり、江戸幕末の71歳を過ぎてからの作品であり、その大胆な構図と斬新な色彩により、近代西洋芸術に大きな影響を与えたとのことでした。

本題に移り、まず、三役と呼ばれる「赤富士、黒富士、Great Wave」を色彩、構図から観点から詳しく解説されました。続いて富士山を取り巻く様々な構図で表現された作品を現在の芸術理論に照らし合わせて説明し、北斎の感性の素晴らしさを感じました。

美術作品や美術史の勉強は、人間の創造力の多様さ、人の幅の広さを知り、そして我々に多くの示唆を与えてくれる奥深さと面白さがあることを暗示させる内容でした。

全体的に分かり易い表現と解説で、時には冗談も交えて笑いも誘った楽しい講義となりました。

第二部に移り、司会の篠塚副会長から来賓紹介があり、来賓のご挨拶を戴きました。

次に跡部会員(S37)の乾杯の発声で懇親会に入りました。

歓談が続きましたが、新入会員の4名の紹介と挨拶、桑原校長(S60)から埼玉県立芸術総合高校の紹介、西田国会議員(S61)による国会の活動報告がありました。

また、岡田会員(S42)から昨年の連合三田会に参加した時の様子について報告がありました。

朝から雨にも関わらず、迎え入れ体制が、おもてなしの心に溢れていて感激したこと、会場での抽選会で若い女性にトヨタのアクアが当たり、会場全員に拍手が沸き起こり、感動的だったと言う内容でした。

引き続き、記念品の抽選会があり、テーブル席から12名の代表者が参加し、じゃんけんによって6人が曲げわっぱの弁当箱やモバイル充電器、銀座ハゲ天の食事券などが当たりました。

最後に甲田会員(H9)によるエール交換で「若き血」と「丘の上」を全員輪になって肩を組みながら歌い、稲村副会長の閉会の辞で新年会を終了しました。

(記 S51南 博幸、写真撮影:S42 岡田充)

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