第17回 所沢三田会 定例総会を終えて
- 事務局
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更新日:12 分前
去る2025年6月15日(日)にエステート白馬の会議室にて第17回所沢三田会定例総会が53名の出席者をえて開催されました。
会の始めに池田さん(S37医)、寺下さん(S37文)のお2人を偲んで物故者黙祷を
行いました。
塾歌斉唱の後、一色会長挨拶の挨拶となり 所沢三田会黎明期から戦後の焦土、その後バブル崩壊と続き、現在も混沌している。その中でも我が所沢三田会は、会員同士の親睦を図り慶應義塾を支えていく事が肝要との主旨の話を頂き第17回定例総会が始まりました。
第1部 定例総会
小野副会長の司会により各担当役員から議案として2024年度の活動報告、会計収支報告、会計の監査では監事により適正と報告されました。その後2025年度の活動計画、会計予算を議案として提示し、すべての議案は賛成多数で承認されました。
最後に役員改選では会長の篠塚さん(S44法)、副会長の檀原さん(S46経)、役員として岡田さん(S42商)、本田さん(S51医)、坪井さん(S58工)、私、岩坂(S51商)以上6名の新役職者、新任者を加えて総計18名の役員候補として、皆さまに決をとり賛成多数で了承されました。
これにより全ての議案が了承され、第17回定例総会の第1部を終了しました。
第2部 講演会
慶應義塾大学法学部 宮岡勲教授に第2次トランプ政権の外交・安全保障政策と日米同盟という演題で講演を頂きました。

ドナルド・J・トランプ氏が議員なる以前1987年9月の公開書簡をみると①何10年と日本を含む諸外国はアメリカを搾取。自国の防衛をアメリカに依存。②諸外国に課税して負担を増やし、アメリカの巨額財政赤字を解消しよう等。
今トランプ関税が世界を席巻している源流がすでに1987年に発表。
宮川教授はトランプ政権に関して下記の様に述べておりました。
トランプ主義は、アメリカの歴史や国内外現状根ざしているので長期的に続く可能性。しかしながら、アメリカにとっても日米同盟の重要性(経済力・技術力・地理的位置)はトランプ政権も含めて重要性は不変。一面(リアリズム)ではトランプ政権からの要求に真摯に対応(日本の防衛体制強化等)またある面(リベラリズム)ではトランプ政権と一線を画すリベラルな国際秩序(法の支配・自由貿易体制)の維持・強化が重要。
駄々っ子のようなトランプ大統領の言動も宮岡教授の講義を拝聴すると、それなりにトランプ流理屈があるのである意味納得しました。
また熱狂的なトランプファンが存在することも頷ける講義内容でした。
第3部 懇親会
人はアルコールと美味しい食べ物があるとなぜ饒舌になるのでしょう?
全テーブルは待っていましたとばかりに談笑しています。全く世代違うにも関わらず昔からの仲の良い友人のように本当に楽しく時間を過ごせるのは塾生のスクールカラーと言えるかもしれません。
嬉しいニュースとして、大河原 正光さん(S56工)、薮中 靖さん(S60商)、吉川 正信さん(S61法)、服部 航さん(H14経)の4名の新会員の紹介がありました。
正に「若き血」4名の加入です。
その後若き血と丘の上の斉唱も何時もより力強く聞こえたような気がします。
盛況の内に閉会となりましたが、おもむろに大門さん(S35工)がマイクを持って立ち上がり最終いい話で締めて頂けると思い耳を傾けていましたが、内容は何と口座乗っ取りの話でした。
それがテレビ・新聞等での情報ではなく、自分の身に起った事でリアリズムそのものです。
終了時間が迫っていたので、話は直ぐに終了しまいました。
残念、「もっと聞きたい」と思ったのは筆者だけでしょうか。
最後に、檀原新副会長の閉会の辞で会は無事お開きとなりました。
文責:岩坂 保明(S51商)
写真:若松 光太郎(S46政)
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