6月10日(日)、午後3時からベルヴィザ・グランにおいて第10回定例総会 及び10周年記念祝賀会が開催されました。
当日は、小雨降る天気にも関わらず71名の会員、会友が集まり、第1部第10回定例総会、第2部講演会、第3祝賀会の三部構成で執り行われました。
第1部の総会には、慶應義塾から駒村常任理事、北村課長、第2部講演会からは、近隣三田会、KP三田会、所沢稲門会からの来賓をあわせ計18名、第3部には、藤本所沢市長にもご臨席いただき、合計90名のご出席をいただき、盛会裏に開催されました。
第1部の定例総会では、開会宣言後、全員による塾歌斉唱、大出会長から挨拶がありました。所沢三田会が創立10年を迎えたのも会員、会友の努力のお蔭であり、近隣三田会の皆様のサポートにも感謝したい。そして、これからも縦の糸は慶應義塾、横の糸は所沢として織りなす糸のように会員の親睦を図り、地域社会の貢献活動を充実させ、所沢三田会を発展したいとの主な内容でした。
次に下記議案に移り、すべての議案は、承認されました。
第1号議案 平成29年度の活動状況について
第2号議案 平成29年度 所沢三田会決算、所沢文化フォーラム会計報告
平成29年度 監査報告
第3号議案 平成30年度の活動方針及び計画(案)について
第4号議案 平成30年度 所沢三田会予算(案)
第5号議案 役員の増員
最後にご来賓の慶応大学の常任理事・駒村圭吾様から祝辞を戴きました。
福澤諭吉の『学問のすゝめ』にもあるように独立自尊の精神で一貫教育や私学として存続していくことなど、塾長の訓示があったことも紹介いただきました。
第2部は、慶応大学環境情報学部教授の渡辺靖氏を招き、『トランプ政権下の米国と国際情勢』という演題で講演会を開催しました。
G7会議後の国際情勢、米朝首脳会談を控えた時期の演題は、まさに興味ある内容となりました。質疑応答の時間では、多くの会員から質問があり、その都度、適切なご回答をいただきました。
現在、ワシントン、ベルギー、北京の3拠点で研究や国際政策などにも取り組んでおり、お忙しい中での講演でした。
第3部の祝賀会は、円卓の宴会場に移動し、大出会長の挨拶、藤本所沢市長の来賓挨拶を戴きました。
竹下前会長の音頭で乾杯し、引き続き、所沢フィルハーモニー管弦楽団に所属する萩原夫妻のフルートでミニコンサートが開催されました。
心地よいフルートの響きと心に染みる名曲に、会場全体がじっと聴き入っている状況で、最後にアンコールも起きました。
その後、歓談に移り、会員同士や来賓の方々と懇親を深めました。
途中、近隣三田会、所沢稲門会の代表からひと言の挨拶を戴き、その後、中原幹事長から新入会員の紹介挨拶、所沢文化フォーラムの新倉事務局長からイベントの案内がありました。
最後に会員甲田さんリードで『若き血』、『丘の上』を全員円陣肩組んで斉唱しました。
会の進行は、第1部から第3部まですべて会員盛山さんの名司会により進められ、稲村副会長により閉会の辞があり、予定通り午後7時近くにお開きとなりました。
記:S51南博幸
写真撮影:S42 岡田充