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令和元年の春季慶早戦観戦の記


野球観戦同好会は、令和元年6月2日(日)神宮球場にて慶早戦第2回戦を観戦致しました。

当日は、竹下前会長の呼びかけにより、所沢三田会から6名(竹下、田中、岡田、大出、松尾、南の各会員)と東久留米三田会から3名(佐竹、浅羽,樋川の各氏)の合計9名が、参加致しました。

試合は、13時の開始予定でしたが、学生応援団席での応援の為、11時に集合し、応援指導部によるリードで相手の応援歌含め色々な応援歌を歌いながら、立ったり、座ったりすっかり昔の学生時代の気分にしたりながら、懸命に母校の応援をしました。

応援の成果があったのか、試合は終始慶應のペース、特にピッチャー(木澤尚文・投手3商)の出来が良く最高速度154キロを交えた緩急のついた投球には相手打線もきりきり舞いの状況でした。

打線も4回に三番打者中村のスリーランを含む一挙5点先取し、一方的な展開となり前日は負けていたこともあり留飲を下げる結果となりました。

先行隊は7回の終了を待って意気揚々帰りの帰途に着きました。

この日の試合は、最終的には5対1での慶應の勝利となりました。

なお、次の日は第3戦となりましたが、この日も慶應が2対0で勝利し勝ち点を取得し、明治に優勝を譲りはしたものの、春季リーグは2位で終えました。

秋季リーグでの優勝を是非期待したいと思います。

又、観戦で嬉しいことに気が付きました。

応援団席に着席して、諸々の応援グッズを渡されるのですが、その中の選手紹介パンフの紹介記事に目が留まりました。

内野手でTEAMMATEのタイトルで田村勇志君小6と記載されていたのです。気になり、あとで調べたところ田村君は、野球の好きな小児慢性疾患で長期療養を必要とする小学生6年生と分かりました。

慶應野球部は、人から学ぶという選手の教育プロジェクトの一環とし

て又、彼にも元気になってもらいたいという趣旨から田村君を受け入れているとのこと。

このプロジェクトは昨年にスタートし第2弾ということでした。

流石、慶應と感動した一瞬でした。

レポーター:松尾 基昭 

写真提供:岡田 充、南 博幸

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