昭和35年5月「三田綱町1番地」で誕生し、そこで印刷業を営んでいた父親より「大きくなったら博はこの大学に入るんだぞ!!」と「洗脳」されて育てられた幼少期を「白金三光町」で過ごした後、前回の東京オリンピックとほぼ同時期に世田谷の上馬に引っ越し、近くの駒沢公園でオリンピック観戦をしたとのこと。(本人4歳だったためあまり記憶はありませんが・・・)
その後今やおしゃれな街と変貌した「三宿」の隣の「池尻」に転居し、小学校、中学校と公立に通い「ミュンヘンオリンピック」の金メダルの影響で「バレーボール」に目覚め、夜遅くまで練習に明け暮れる日々でしたが、再び父より「三田の学校がお前を呼んでるぞ!!」と再びの「洗脳」。
3年生の大会終了後から、必死の猛勉強!でやっと合格した「慶応義塾高校」。やったぞ!オヤジ!と思ったら、通学は三田ではなく「日吉」。当時は新玉川線(現在は田園都市線)がまだ工事中で、バスで東横線の最寄り駅の自由が丘、田園調布までそこから東横線の通学。それから三田校舎にこれたのは5年後。
その間、自宅の方が「池尻」から「麻布三の橋」にまたまた引っ越し。やっと通学時間約5分。始業のチャイムが鳴ってから家を飛び出しても、教授よりも先に到着できる地の利があったにもかかわらず、バイト、麻雀、ディスコ、パチンコと大学方向ではなく、逆方向の六本木方面ばかり。
そして卒業後、ワープロやパソコンの普及により、父親も転職を余儀なくされて「三田」を離れることに。父は、その当時中小不動産のネットワークの先駆けの「住通チェーン」(現在のERAリクシル不動産ショップ)の伯父のすすめで、不動産業に新たに創業することになりました。
どこの場所で始めるかということになり、母の生まれ故郷である「所沢」でということになり、現在に至っております。
父の代から今年で満35周年を迎え、地元の皆様に支えられ、駐車場の管理からアパート、マンション等の賃貸の仲介、それと土地建物の売買、建築、リフォームまで不動産のあらゆるご相談を承っております。所沢三田会の諸先輩方とのお取引の何件か任せていただきまして、本当に有難く思っております。
現在は、少子高齢化が顕著になってきたことから、数年前より空き家問題等がクローズアップされるようになってきており、社会的にも重要な課題として更に力を注いでいきたいと考えています。
不動産のことならどんな些細なことでも誠心誠意お手伝いをさせていただきますので、まずご一報いただけましたらと思っております。
所沢三田会とは、設立当初同業でもある武藤さんより入会を勧められ又、周知であった平塚元会長にもお世話になっていた関係で入会させて頂きました。
まだまだ現役であるためなかなか会議等への出席が難しい状況にありますが、末永く活動を続けていければと考えています。
今後とも宜しくお願い致します。
(株)アイビーホームへのアクセスetc
店舗は、旧市役所の所沢銀座通り(高層マンションが立ち並ぶ通りです。)にあります。
寿町市営駐車場のはす向かいの白い31階建てのグレーシアタワーズ所沢の1階(所沢市寿町23-2グレーシアタワーズ所沢T-106)にあり、営業時間は朝10時より夕方6時半まで。定休日は毎週火曜水曜です。
お気軽にお出かけいただくか、04-2939-8991までご連絡いただけましたら幸いです。店舗の方には私の家内とおそらく3代目店主になるだろう息子(三男)もおりますので併せてよろしくお願いいたします。
(感想)
今回の会員紹介は、地元所沢で長年不動産業を営んでおります藤永博さん((株)アイビーホーム代表取締役)にご登場願いました。
親の代から引き継がれて35年、バブル崩壊後の困難な時期などともすれば浮き沈みの激しい業界の中でしっかりとした家族経営の下、地元で根を張られての経営手腕には大変お見事に感じられました。不動産関係の課題等をはじめ率直に相談できる頼もしい会員仲間と言えましょう。
今後とも、変遷の激しい時代が予想されますが、ますますのご発展を願っております。
又、埼玉県宅地建物取引業協会の副会長や所沢支部の支部長も務められ幅広く活躍されおり、今後一層の地元、協会等でのご活動も期待しております。
所沢三田会の方では、当初より入会頂き役員幹事や所沢文化フォーラム開催のチケットの取扱店にもなって頂いており、引き続き宜しくお願い致します。
松尾基昭(S47経)・記