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令和元年秋季慶早戦を観戦して


―91年ぶりの快挙逃すも3シーズンぶり優勝飾る―

野球観戦同好会は、令和元年11月3日(日)神宮球場で行われた秋季慶早戦2回戦を観戦致しました。

春に続く今回の観戦には、竹下元会長の呼びかけにより所沢三田会より6名(竹下、岡田、大出、田中、南、松尾)、東久留米三田会より3名(佐竹、浅羽、樋川)その他竹下さんの島谷ゼミの5名の総勢14名のOBが応援に駆け付け応援団席から熱い声援を延々6時間送り続けました。

今回の慶早戦は既に前日1勝を上げ秋季優勝を決定していましたが、慶應にとっては、なんと91年ぶりの完全優勝のかかる歴史的な一戦となりました。

当日は、この勝利を期待し、応援は試合前からいつにない熱の入った雰囲気を醸し出していました。

自ら勝利を願い応援の最前線に立つ長谷山塾長の「我々は優勝を目指すのではなく、91年ぶりの完全優勝を目指す」との直々の挨拶から応援にも一層の盛り上がりを見せました。

しかしながら、初回から早稲田の4連続安打の急襲に合い3点を失う最悪のスタートとなりました。5回にも2点を追加され、又、相手の徳山投手の好投から攻撃陣も抑えられました。

ようやく6回に失策絡みで2点取り、8回にも相手投手の連続四球の乱れから2点を追加し反撃体制に入るも、最終的には後続を断たれ6対4での敗戦となりました。

振り返れば、7人の投手を投入し懸命のデフェンスも「91年の壁」が見えない形で選手にプレッシャーを与えたのか、これまでの連勝の実力が垣間見えない残念な結果に終わりました。

しかしながら、完全優勝の期待からやや影が薄くなったものの破竹の9連勝がものを言い3シーズンぶり37度目の優勝は見事でした。

卓越した指導力と人材発掘により10シーズンで3度優勝と立派な戦績を残された大久保監督は今シーズン限りで退任されますが、新たに就任される堀井監督の下来年以降も優勝のみならず今回逃した「厚い壁」への挑戦も是非期待したいと思います。

文責:松尾 基昭

写真:岡田 充

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