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トコトコ農園と電動アシスト自転車のすすめ


竹下 保(S37法)

5月に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されましたが、その後も又、6月後半からの感染者数の増加で、鬱陶しい生活が続いております。

これから先もまだまだ予断が、許されない状況が続くと思われます。

開発中とはいえ、特に、これと言ったワクチンや治療薬が見通せない中、やはり、当面は自己防衛が中心となる生活はやむを得ません。

こうした中、私にとって唯一の気分転換でもあり楽しみは、週2回のトコトコ農園での紫外線を浴びながらの農作業です。自粛生活ばかりが余儀なくされる状況を少しでも改善すべく、これまでやってきた農作業が随分役にたっております。

このコロナ禍の中で、体調の維持・増進又、自己免疫力をつけること等考えると正に一石二鳥の働きをしてくれています。

ただ、このトコトコ農園の発足から9年目を迎えた2018年9月に私のライフスタイルを変える大きな決断をすることが生じました。

この時畑の借地を下富から北野新地に移転することになったのです。

この移転に伴い、従来移動手段として長らく使用してきた車との生活を、年齢を心配した家族の免許返納の強い勧めもあり、諦めることにしました。

そもそも、長年慣れ親しんだ“くるま“との出会いは、1960年ごろの学生時代。

電気屋のアルバイトで使用した”マツダの三輪トラック”に始まり、就職した製薬会社の営業職・MR-メディカルリプレゼンタテイブでは必須のツールになり、全国25都府県の得意先を愛車と共に訪問してきました。そのころの走行距離数は地球5周を超えていたと推測されます。

こうした長年の習慣ともなっていた”クルマとの生活“と離れるにはかなりの勇気が必要でしたが、長男が、電動アシスト自転車のメーカー、性能や使い勝手等綿密に下調べしてくれたお陰でようやく重い腰を上げられたように思います。

最終的には、息子がヤマハの”PAS(パス)“という電動アシスト自転車をプレゼントしてくれました。

電動アシスト自転車の良いところは太いタイヤと頑丈な車体と坂に応じた3段階のアシストが出来るとこです。両足をついての安全確認が出来る為、ここ最近では、運転中のヒヤリハットは殆どなくなりました。

又、アシストの強力な推進力のお陰で前後のラックに最大30キロまで積載出来、トコトコ農園の収穫の多い時でも、持ち運びには問題ありません。

更に、維持費は月2~3回の充電で済み、駐車場の心配なく小回りが利き、街中の移動時間は自動車と殆ど変わりません。

電動アシストといえども、実際に乗ると太ももにかなりの負荷が加わり体力の増強にも役立っております。週2回参加しているトコトコ農園の畑作業に耐えられるのもこの運動のお陰かもしれません。

使用してから間もなく2年が経過いたしますが、毎月150キロ前後の距離をキープしていますが、今の生活で、車を使用していた時と比べて全く不便や不都合を感じていないのが驚きです。

今では、主に趣味 の農園の作業の接点で電動アシスト自転車を有効に活用している毎日です。

皆さんも是非”くるま”生活とのいいバランスでの付き合いを持ちつつ、駐車場の心配のない又、近場の移動に便利な”電動自電車の活用”でより一層のアクティブライフを楽しまれたら如何でしょうか。

(注)トコトコ農園

NPO法人「がんばれ農業人」が運営する開園11年目となる体験型農園。

毎週(火、土)、会員が小手指の農園に集まり、旬の野菜作りを楽しんでいます。

詳しくは、下記のホームページをご参照ください。

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