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コロナ禍で、自前の写真集を上梓!!         岡田 充(S42 商)

今回は、自前の写真集を編集発行された岡田充会員(S42商)の活動紹介です。

岡田会員は「富岡落語研究会」の所属メンバーで、特技の落語芸を活かし、ボランティア活動として多くの施設で落語を披露されています。

また、写真の分野においても東京都知事賞を受賞されたこともある腕前で、日常的に幅広く活動を展開されています。   

そこに昨年、パンデミックが発生。このコロナ禍で自分と向き合う時間が豊富に生じたこともあり、一念発起して、これまで自ら撮った幾多の写真を整理して、自前の写真集として取り纏められました。

編集発行された写真集は18冊。それぞれが岡田会員の日常あるいは晴れのイベント等における様々な出会いをもとにしたユニークな写真集です。

なかでも「狭山湖の詩情」、「八国山の四季」、「郷土の桜紀行」等、所沢の豊かな自然を写し撮った写真集は、 郷土所沢への熱い思いが滲み出ていてとりわけ貴重な作品と思います。

岡田会員の写真は、独特の世界観を持たれた玄人はだし。

“郷土写真家”としても益々のご活躍が期待されています。

                      (大出)


写真集を作りました!!






         (第10回ファミリーコンサート撮影様子)       

新型コロナは、日本では初めて2020年1月16日に報告された。その後クルーズ船の記事が出る。その後の国内の感染状況はメディアの報道通りである。この長いコロナ禍のあり余る巣篭り時間を利用して、18冊の写真集を作った。


(狭山湖の詩情、八国山の四季など)

一昨年、20年来のカメラ店の社長から写真集の作成を勧められていた。然し作成には自信は無く決断には至っていなかった。そこにコロナ禍の日々が始まったので、巣籠り生活を有意義に過ごそうと考え、ネット注文出来る企業A社を見つけ、手始めに昨年8月19日に「狭山湖の詩情」を発注。続けて「八国山の四季」を発注。10日後には手元に届いた。郷土愛が人一倍強い平塚三田会初代会長に見て頂きご評価頂き、弾みがついた。

8月25日、東京新聞・埼玉版に入間の方が出版したミニ写真集「加治丘陵の四季」の記事を目にしたので、参考にするべく早速購入した。この出版元B社をネット検索し、9月に「岡田 充写真展」(2018年5月、所澤郷土美術館で開催し、450人のご来場があった)を発注。満足の出来映えであった。


10月13日、新聞の映画評を読み、映画「浅田家!」を観た。写真家浅田政志(写真集「浅田家」で第34回木村伊兵衛写真賞受賞)が東日本大震災の津波で泥だらけになった写真を洗浄して元の持ち主に返すボランティア活動に参加した実話に基づく感動的な映画(二宮和也主演)。この映画で実感したのは、現代はスマホやデジタルカメラで撮った写真はフェイスブックやインスタグラムにアップし、またパソコンやHDDに保存され、プリントされることも無く、2度と日の目を浴びることなく死蔵されてしまっていることである。これではいけない、大事な写真は写真集にして残さねば!と痛感し、本格的に写真集作成を決意し、今や18冊目になった。延べ部数は45冊。過去20年間の作品を写真集に出来たことはこのような背景や切っ掛けがあったからこそである。


(落語家の出会い、吉田中ファミリーコンサートなど)

作った写真集は、郷土の自然・風景や祭りなどの「狭山湖の詩情」、「八国山の四季」、「郷土の桜紀行」、「名刹の秋」、「庭園・公園の秋」、「2020年の秋・コロナ禍の日々」、また「レインボーブリッジプロムナード」(遊歩道を歩いた記録写真)、「岡田充写真集」(№①②③)、またB社版で「所沢七福神」、「吉田敦とその仲間たち」(すぅぱぁバリトン吉田敦デビュー40周年記念コンサートなどの写真集)、「吉田敦・田中梢クリスマスコンサート」、「落語家との出会い」(三遊亭遊喜師匠真打襲名披露、二代目立花家橘之助襲名披露、林家つる子二つ目(末永修三氏紹介))ほかである。それぞれの写真集はご本人からはとても喜んで頂いたので、時間を掛けた甲斐があった。

有難いことには、アマチュアの私の写真が他人(ひと)様のお役に立てること、また写真撮影を通じて友人・知人の輪が大きく広がったことは、望外の喜びである。


三田会の方々からも色々な撮影の機会を頂いたことにも感謝。ローマオリンピックに出場した山本健先輩からは、早稲田大・所沢キャンパスでの水球の試合の撮影機会を頂いた。生で見る水中の格闘技に圧倒されつつ、シャッターを切った。新倉由一氏からは、バイオリンの三戸素子さんのクライネスコンチェルトハウス管弦楽団演奏会の前日に撮影を依頼され、これが切っ掛けになり、三戸・小澤夫妻にも知遇を得、応援する会の一員になった。文化フォーラムの末永匡ピアノリサイタルや小島常弘氏のファミリーコンサート(バリトン・吉田敦氏との交流もここから始まった)の撮影も演奏時の最高の表情を切り取ることに集中し、渾身のカットが撮れた時はほっとする。吉田組には数多の門下生やオペラ歌手、舞台女優、多くのピアニスト、管楽器奏者などが居られ、懇談や打ち上げはオペラのアリアや音楽の話が弾んでとても楽しい。縁あって駿河台大・駅伝部の応援会員にもなった。

これからも微力ながら、アマチュア精神とボランティア精神に徹して、写真を続けて行きたいと思う。

                      記(岡田)                                          

上記の写真をクリックするとMyBook Galleryのページが出て来ます。そのページに「ニックネームまたは受注番号を入力してください」という欄がありますので、そこにニックネーム rakusanjinを入れると、岡田充の写真集の13冊が表示されます。ページが次々に自動的にめくられて、すべての写真を見ることが出来ます。


なお、 写真集を希望される方:お問い合わせ先 

    岡田充会員  080-5682-1022

           yu-raku-3sun@jcom.home.ne.jp

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