所沢三田会英語会
世話人 篠塚文雄(S44法)
所沢三田会英語会は、今年で15年の歳月を迎えることが出来ました。所沢三田会の同好会の中でも、歴史のある同好会の一つであると自負しております。
しかしながら、会員の高齢化による会員数の減少、ならびに講師先生の多忙化等が重なり、今の状況での英語会は存続が困難となりました。そのため、英語会一同で話し合い、最終的に一時休会にさせて頂くことになりました。
休会とさせて頂くのは、いつでも希望があれば再開可能ということであります。所沢三田会設立時からの歴史ある英語会を、このまま解散してしまうのは、本意でないという会員の希望であります。
どなたかご希望があれば、いつでも再開可能な状況にしてありますので、有志ある方に、いつの日か再会して頂くことを、会員一同心よりお待ちしております。そして長らくご支援下さいました皆様に心より感謝申し上げます。
所沢三田会英語会卒業に寄せて 山本 健(S32政)
秋も深まりすっかり色づいた銀杏が街を明るく染めています。
今日はお別れの昼食会です。
創業時に協力頂いた元会長を迎え、ホテル「離宮」でのパーティでした。
英語会は三田会設立とほぼ同時に始まり、最高齢の木下さんが現役の娘さんと一緒に参加され、ボランティアでリードをしてもらえました。
会話を中心としたジャンルから次第に和訳形式に進み、世界の歴史やエポックな出来事をテーマにした本を読みました。
会員である生徒たちは高齢ながら久しぶりの英和辞典を頼りにしつつ、枯れ始めた頭に喝を入れ、予習に励みながらの授業でした 。学生の時と違いテストのない授業です。その気安さが楽しい雑談に変わることも多く、和やかに進みました。ひろみ先生は在米期間も長く、訳文だけでなく使い方や生活習慣なども話してもらえました。例えば「had better…」のフレーズは我々から見ると控えめな表現に見えても、実は上目線で強い印象を与えると言われ、これは後々私にも大いに役立ちました。又「今更英訳は大変だ」と仲間の尾内氏と話した時「ともかく英語に触れていることが役に立つよ」と言われて納得しました。
昼食会では全員の感想が披露されました。俺は劣等生だと謙遜する生徒が多いなか「お陰様で原書を読んだ、」「外地から帰省した息子に英会話を挑んだ」「楽しく15年を過ごし親交を深めてよかった」などの話もあり、和気藹々でした。元会長からは「他の三田会にはない格調の高いアカデミックな集いを良くやってもらえました」との労いも頂いた。
長い年月のあいだ、欠かさずやってきたのは暑気払いと新年会、年2回の昼食会でした。常連となったレストランもできみんなの楽しみでした。この日はいつもより出席率が良かった。
私たちの年代としてこのような交流のあったことには感謝しています。今、年齢的に卒業ということにはなっても、三田会次の世代の方々が同じように続けられること、それが自分の人生にとって意義深いことになることをぜひわかっていただきたいと思います。
諸君 ! いつまでも勉強しよう! 又はその振りをしよう!三田会らしく生き抜こう!
最後、他のお客さんもあり「若き血」を歌う事はなかったが、それぞれ充実感を胸に散会しました。
MEET THE FUTURE !
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