去る4月5日(水)に4月例会として我ら母校の三田キャンパス見学会を開催。
参加者は竹下さん(S37法)、一色さん(S38経)、小野さん(S39経)、田中さん(S39商)、黛さん(S41商)、岡田さん(S42商)、柳さん(S42経)、栗原さん(S47経)、伊藤さん(S51経)、南(S51法)の10名が11時に南正門から階段を上がった所に集合した。
今回は塾員センターの中里課長に案内をして戴いた。挨拶自己紹介後、振り向いて南校舎の紹介。南校舎【2011年(平成23年)完成】は慶應義塾創立150周年祈念事業の一環として建設され地下1階地上7階建て。南門から中庭に抜ける吹き抜けに中央に階段が設けられ大学の入口に相応しいアプローチとなっている。
その後、中庭へ。大銀杏は幾多の学生を見守り送り出してきたことか、考え深く眺める。現図書館【1981年(昭和56年竣工)】を脇に見てもみじで木陰を作り出す福澤公園へ。学生とっても憩いの場所ようだ。福澤諭吉終焉之地記念碑はこの付近に福澤先生の邸宅があり、お亡くなった場所だ。カレッジソングにちなんで『幻の門』と呼ばれ2000年(平成12年)に移設した場所で記念撮影。
下記の写真はスライドショーになっていますので、右矢印をクリックしてください。
創立50周年記念として建てられた図書館旧館【1912年(明治45年)】は現在も図書館や展示館として利用している。中央上部には大時計があり、文字版にはラテン度で時は過ぎゆく(光陰の矢ごとし)と刻まれ、零時の部分には砂時計がデザインされている。
我々が学生時代に使用した第1校舎【1937年(昭和12年)竣工】の横を通り抜け、山食がある西校舎、ホールや萬來舎がある南館の外階段を上り、旧ノグチ・ルームへと向う。
旧ノグチ・ルームがある屋上からは女子高や高層ビルなどが眺められる。そこにはノグチがデザインした庭園と『無』と題する彫刻がある。通常入館できないノグチ・ルームを見学。白を基調とした壁や暖炉など独自の直線と曲線を取り入れた設計でコントラストを際立させている。かつては萬來舎とも呼ばれた談話室である。
中里課長による最後の案内で三田演説館の内部見学へ向かう。福澤諭吉胸像【1953年(昭和28年)作】の奥にはひっそりとたたずむ三田演説館【1875年(明治8年)】。演壇の後ろには演説中の福澤諭吉肖像画が掲げられ入館した我々を見つめている。聴衆者のイスは背もたれにペンマークの空洞がある。開館100年記念として昭和50年に大正14年三田会が寄贈した刻印もあり重厚感がある。福澤先生も立ったであろう演壇での記念撮影。
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12時近くになりランチのために予約したファカルティクラブ特別室へ向かう。
12時には事前予約した幕の内弁当を食べる前にビールで乾杯し、14時近くまで食後のデザートとコーヒーのお代わりで久々に懇親を深めた。
14時からは予約した福澤諭吉記念慶應義塾史展示館を見学へ。福澤諭吉の筆文字の上手さ、若い頃に居合抜きの達人の域まで達していたことには驚いた。煙草盆は福澤先生がたばこを吹かしているイメージがどうしても湧かない。各自想い思いに見学後、ステンドグラス前の階段で記念撮影。最後に南門脇にある慶應ショップに行き解散となった。
文責:南 博幸(S51法)
写真:岡田 充(S42商)
南 博幸(S51法)
*一部ネットより転写
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