新型コロナウィルスの影響で休会していたウォーキングの会を、さる、5月24日(金)に約3年ぶりに開催した。
ウォーキングは比較的多くの方になじみやすく、かつ親睦も深めやすいため会員間の交流の場として再開を望む声も多かった。
なお、久しぶりの開催でもあることから平塚宗臣会員(S34経、初代会長)が発願して創設した所沢七福神めぐりのコースを再開第1回目のコースに選定した。
平塚会員にはご都合を調整いただき、ご自身で各寺院での生解説をお願いできることとなった。
当日の参加者は14名(途中参加者を含む)であった。
それまでの天気予報は、「曇り」が長く続いていたのでウォーキングには向いていると予想していたものの、当日はなんと今年1番の暑さになってしまい、熱中症に気を付けなくてはならない天候であった。
所沢駅中央口に10時集合ということで案内したものの、予定時間より早くに全員集合となったため予定時刻よりも早くスタートし所沢七福神1番「持明院」を目指す。
所沢駅から約30分歩いたのち、持明院に到着。早速、平塚会員の解説がスタート。
「七福神」とはどういうものか?から、神話の世界では「恵比寿尊」とはどのような存在のお方なのか?持明院をなぜ「恵比寿尊」としたのか?など普通ではなかなかうかがい知ることができない創設者ならではのお話を伺った。
また、柳瀬川で河童が悪さをしていたのを住職が説教した寺としての伝説もあるとのことであった、ということで河童の置物を数多くに置かれている寺でもあった。
さらに、通常は閉めてある曼荼羅堂をお寺の方が特別に開けていただき、中を拝見するという貴重な機会を得ることができた。

2番目は。「長久寺」である。持明院から通常15分ぐらいのところではあるが、交通量が激しいのにもかかわらず歩道が狭いということで安全第1にゆっくりと歩行する。
「長久寺」は所沢市唯一の時宗のお寺ということであった。
五穀豊穣、商売繁盛の神としての大黒天をお祭りしてある。
訪問した時期にはすでに咲き終わっていたが境内、春には桜が、秋にはどうだんつつじがきれいで有名な寺ということだ。

また、江戸時代に徳川家康から200石を知行した中根伝七郎の墓にも立ち寄った。
なお、気が付かないと素通りしてしまうのだが「寿和婦貴地蔵」という喉から上がない地蔵がある。江戸時代に100日ぜきが流行した際、喉から上がなければ苦しまないという願いを込めて祭られたそうだ。
さらに、同じ境内に愛知から分社されたという豊川稲荷もあるのでこちらにも参拝させていただく。
ここまでで時刻は11時ごろ。人によってはそろそろ空腹感を感じだす時刻になってきた。弁当等の手当てが必要な方は付近のコンビニエンスストアにより飲食物を調達のため一時休憩?そして八国山の「八国山緑地」を目指す。
昼食のお楽しみとしてアルコールを調達する会員もちらほら。
途中、将軍塚を経由しながら八国山緑地へ。

整備された山道である上、木々がうっそうと茂り小鳥のさえずりが心地よく感じる木陰の山道を歩く。炎天下を歩いていた者にとっては気分を落ち着かせてくれる「癒しの空間」であった。ただ、八国山の入り口は上り坂なので多少難儀な方も。
八国山の尾根伝いを歩いているので登り切ってしまえばあとは比較的平坦な楽なコース。
ほぼ、12時に八国山広場に到着し木陰でまとまって昼食。
皆様、暑い中をお疲れさまでした。暫しの休息と午後のために腹ごしらえをした。

30分ほど昼食休憩ののち、本日最後の訪問地、第3番「佛眼寺」を目指す。
八国山を松ヶ丘側へ下ること約20分。佛眼寺は所沢市で最も古いお寺の一つということ。神仏集合ということで京都の岩清水八幡宮から分祀した鳩峯神社と佛眼寺が合わさった広大な敷地を持つ寺院だったそうだが、明治維新の神仏分離により現在の姿になったということだ。
空海が立ち寄ったともいわれている由緒ある寺。
お寺の名前を「ぶつがんじ」とも読めてしまうが「ぶつげんじ」が正しい。
福禄寿が祭られている。
その後、鳩峰神社を訪問。うっそうとした森の中にひっそりとたたずむ神社である。
途中、平塚会員から昔は松が丘がどのような場所であったか、ご自身のご幼少期にどのように遊ばれていたのかお話いただき、私のように途中から所沢に移ってきたものにとっては大変興味深いお話を伺うことができた。

本日の予定はここまで(といってもすでに14時30分)ということでバスにて所沢駅へ戻る。
佛願寺を拝観したのちは適宜解散という予定であったので、地元が松が丘という方とはここでお別れした。
所沢に戻ったのち希望者でお疲れ様会をしたのちに解散する。
今回は、七福神のうちの三福神(第一番~第三番)を巡ったわけだが、近隣の八国山(将軍塚、広場での昼食休憩)、鳩峰神社にも立ち寄り、平塚会員の詳細な解説をいただくなかで、概ね4時間かけての充実した歴訪ウォーキングとなった。
ご参加いただいた皆様お疲れさまでした。
平塚さん、お忙しい中、私共のためにお時間を割いていただき誠にありがとうございました。
全行程、平塚会員からの豊富な知識、ほとばしる所沢への郷土愛を強く感じると同時に、所沢が由緒正しき場所であることを改めて痛感させていただいたウォーキングであった。
なお、平塚さんには詳細な解説を伺ったものの私自身が甚だ無学で解説を消化しきれない残念な活動報告にとどまってしまっていることをご容赦いただきたい。
なお、秋には今回の続きの所沢七福神巡りの続きを計画しているので、奮ってご参加ください。
文責:安藤 幸男(S50工)
写真:岡田 充(S42商)
南 博幸(S51法)
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